こんにちはaoba(@aoba’s_lifestyle)です
この間まで大変な大雪で雪かきに追われていたはずなのに、すっかり暖かくなって20度超えも普通になってきましたね。
スーパーで勤務しているわたしはそろそろお中元の準備が始まります。
夏のお中元の人気商品といえばダントツでメロンです。
今回は大人気の北海道メロンについて、その特徴などを紹介します。
夏の2カ月間はメロン売りとして活動しています笑
【北海道のお中元事情】夏はやっぱりメロンが人気
北海道のメロンは旬が6月~8月頃ということもあり、お中元の贈り物としてピッタリ。
毎年5月頃に夕張メロンの初セリの様子がニュースで紹介されますよね。
その年の気候によって若干の前後はあると思いますが、6月中旬頃から徐々に店頭に並び出します。
近年は8月も暑いせいかお盆のあたりまで店頭に並んでいますが、形や色などが多少変化してくるので、贈り物にするなら7月中に買うのがおすすめです。
北海道メロンの3大産地は(夕張市・富良野市・共和町)
北海道では各地でメロンが生産されていますが、その中でも3大産地とされているのが夕張市・富良野市・共和町です。
スーパーで売られているメロンをよく見ると、3大産地のモノが多く並んでいると思います。
(夕張市)夕張メロンの特徴
夕張メロンは『夕張キング』という品種で、夕張市でのみ栽培されていて約50年ほど変わらない味を守っています。
身はやわらかくジューシーで芳醇な香りが楽しめ、全国に認められているブランドメロンです。
また、厳格な品質基準があり、適合した果実のみ『特秀』『秀』『優』『良』の等級が与えられるんです。
メロンには等級が記されたシールがついています。
特秀品はスーパーではほぼ見ることはないですね。
秀品が時々入ってくる程度ですが、優・良品よりも高額です。
糖度の目安は、良品10度~、優品11度~、秀品12度~、特秀品13度~となっています。
贈答品には『優』がおすすめと言われていますが、良品も十分に美味しいので参考程度でいいと思います。
(富良野市)富良野メロンの特徴
富良野メロンは
- レノン
- ルピアレッド
- ティアラ28
- R113U
- R113
- 妃
などの品種があります。
富良野メロンは夕張メロンよりも果肉は固めで糖度が高く、日持ちも長めです。
富良野メロンは15度ほどあるのでとっても甘いですね!
価格も夕張メロンよりもお安いので、これも嬉しいポイントです。
あと数年で食べられなくなる幻のメロン(キングルビー)
わたしが務めているスーパーでも毎年大人気の富良野メロンで『キングルビー』という品種があります。
玉も大きく糖度16度!ジューシーで肉厚な食感・日持ちも長くどれをとってもおすすめなんですが、あと数年で食べられなくなってしまう幻のメロンなんです。。
生産が難しい品種のため生産者さんが減ってしまい、平成21年にキングルビーの種の生産が終了してしまったんだそうです。残っている種がなくなり次第生産終了です。
いつまで食べられるのかわからない幻のキングルビー、なくなる前に食べてみては?
美味しいのでぜひ~
(共和町)らいでんメロンの特徴
らいでんメロンは
- らいでんルピアレッド
- らいでんレッド01
- らいでんレッド113
- らいでんレッドティアラ
の4品種からなります。
果皮が薄く、しっかりとした果肉の甘くジューシーな味わいが特徴。
こちらも日持ちがよいのがうれしいですね。
また『らいでんクラウンメロン』という青肉メロンもあるので、赤肉・青肉の食べ比べを楽しむのもいいですね~。
青肉メロンは赤肉メロンよりもすっきりとしたさわやかな甘味が特徴です。
光センサーで1玉ずつ検品|
JAきょうわでは光センサーで1玉ずつ検品し、基準に適合したもののみ『らいでんメロン』として販売しています。
赤肉では糖度13~14度、青肉は糖度13~15度が基準になっています。
糖度だけでなく果形もセンサーで測定していて、それぞれ『良品』『優品』『秀品』と等級が付けられるそうです。
メロンは食べごろが難しい(わたしだけ?)
店頭で見るメロンはたいてい、ツルがピーンとして身も固く青々としていると思いますが、この状態はまだ食べるには早いため20度~25度ほどの日の当たらない場所で追熟させてあげる必要があります。
追熟とは
一部の果物などを収穫後、一定期間置くことで、甘さを増したり果肉をやわらかくする処理のこと。追熟 – Wikipedia
食べごろの目安は
- 色が黄色っぽくなってくる
- メロンの香りが漂ってくる
- メロンの底がやわらかくなってくる
などがあるんですが、この見極めが意外と難しいと思うんですよね。。
収穫してから7日間の追熟が必要というのが目安ですが、手元に届いたときに何日目かもわからないですし、保管状況もそれぞれ違います。
6、7月だと25度以上になってしまうので、保管場所も難しいですよね。
念のため冷蔵庫に入れておきたい気もしますが、それだと追熟できないので青っぽくて食感もガツガツしてもったいないことになってしまいます。。
やっぱり食べごろを見分けるのってちょっと難しいですよね、わたしだけでしょうか??
手元に届いたメロンはそのまま放置せず、できるだけ細かく状態を確認して美味しく食べてくださいね~!
食べごろになったメロンは食べる2時間前に冷蔵庫へ!
食べごろになったメロンは、食べる2時間前に冷蔵庫に入れます。
半分に切り、タネを取ってラップをかけて冷やしてください。
あとは美味しく食べるだけ!夏の味を堪能しましょう♪
毎年メロンが届いたお客様から、食べごろがわからないというお問い合わせをいただくことがあります。
せっかく贈ったメロンの食べごろが過ぎてしまい残念なことにならないように、受け取りされる方へ保管方法などをお知らせされた方がいいかもしれませんね。
道外の方へ贈るならやっぱり夕張メロンが喜ばれるみたい
道外の方への贈り物で人気のメロンはダントツで『夕張メロン』ですね。
富良野メロンやらいでんメロンをおすすめしても、受け取る方が
やっぱり夕張メロンじゃなきゃっていわれてて。。
と言われることが結構あります。
それだけ全国的に有名なブランドだってことですよね、改めて夕張メロンすごい!
果物など『なまもの』のギフト配達には注意!
夏は特に果物などの『なまもの』のギフト配達は注意する必要があります。
毎年お届け先の受け取りがスムーズにいかず、モノがだめになってしまうことが少なからず発生しています。
せっかく贈ったものなのに、傷んだ状態で届いてしまうと贈った方も受け取った方も気まずい想いをしてしまいますよね。
お店としてもいい状態で届けたいと思っていますので、受け取る方に
- 長期不在の予定はないか
- 受け取りやすい時間帯や曜日はあるか
- 不在票の受け取りが可能か
などを確認していただけると助かります。
サプライズでプレゼントを贈りたいこともあると思いますが、なまものに関してはおすすめできません。。
北海道の夏ギフトにはメロンがおすすめです
北海道には美味しいものが本当にたくさんあって、どれもおすすめしたいものばかりですが
夏ギフトで大人気のメロンについて紹介してみました。
産地や品種によってそれぞれ特徴もちがいますし、今回紹介した3大産地以外のメロンももちろん美味しいですよ!
いろいろ試してお気に入りを見つけてもらいたいです。
自宅用にはぜいたくなフルーツですが、夏ギフトにピッタリなのでぜひお試しください~
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