こんにちはaoba(@aoba’s_lifestyle)です
わが家には小学6年生の息子がいます。
一人っ子の息子はマイペースで競争心は低め、元気系というよりおっとり系です。
正直運動能力も高くないです。
それでも、男の子なんだから元気にスポーツに取り組んでほしい!という思いがあり、幼稚園の頃からいくつか習い事をさせてきました。
一人っ子を育てている方には、
こどもにスポーツをさせたいけど、団体競技がいいのかな?個人競技がいいのかな?と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
どちらを選んでも間違いではないと思いますが、一人っ子の息子を見ていて思ったことをシェアしたいと思います。
わたしが思うのは向いているのは個人競技、得るものが多い団体競技といったところです。
ひとつのケースとして参考にしていただければ嬉しいです。
一人っ子おっとり系の息子
マイペースで競争心は低め、元気系というよりおっとり系の息子の性格は
- マイペース、自分勝手といわれることも?
- 1人で過ごすことが苦じゃない、むしろナイと困る
- 協調性は低め、グループ活動は苦手(でもお友達といるのはスキ)
- 競争心に欠けてるけど、平和主義者で穏やか
- ケンカ知らずで育っているので揉め事にはめっぽう弱い
などの特徴があります。
運動が苦手なこともあり、お友達と遊んでいても上手にできず悔しい思いをすることが多くありました。
すごく上手になってほしいわけじゃないけど、お友達と遊ぶ時や体育で困らない程度にはしてあげたい。
男の子なんだし、一つぐらい得意なスポーツがある方がいいよね。
と、幼稚園の頃からいろいろな習い事をさせてきました。
楽しく鬼ごっこやってほしい!と思ってました
一人っ子の息子がやってきたスポーツ系の習い事
息子がやってきたスポーツ系の習い事は
- 市でやっているカラダづくりのプログラム
- 市でやっているかけっこ教室
- プール
- スキー
- ラグビー
などなどです。
短期のプログラムもありますし、プールやラグビーは数年間通っていました。
市でやっている習い事のプログラムは内容も楽しくリーズナブルでとても良かったんですが、定員が少なく抽選での参加だったので希望どおりは通えませんでした
向いているのは個人競技、得るものが多い団体競技
息子を見ていて、一人っ子に向いているのは個人競技なんじゃないかなと思います。
テニスや卓球、陸上などの個人競技は
- 自分のペースで取り組むことができる
- 頑張った成果を感じやすい
- 自己管理能力がつく
などのメリットが考えられるでしょうか。
なにより、自分のペースで成長していけるというのが性に合っている気がします。
頑張った分だけ成長を実感できるのもいいところですよね。
協調性を伸ばしたいと思って始めたラグビーは、『学校外に仲のいい友達ができた』という感じで、
スポーツの内容というよりも、お友達や先生との絆を深めていました。
学校以外にも居場所を作りたいと思っていたので、それは叶って良かったなと思います。
それはそれでとてもいい経験ですが、協調し合ってチームの一員としてゲームに参加するっていう感覚があまりわかってなかったように思います。
立ち位置とか振る舞い方とか、やっぱり苦手なのでうまく立ち回れていませんでしたね。
結局、みんなと会うのは楽しいけど、上手くなってる実感もないしどうすればいいのかわからないしというので辞めることにしました。
団体競技のメリット
野球やサッカー、バスケットボールなどの団体競技では
- コミュニケーションが上達する
- 協調性を学べる
- 一緒に喜べる仲間ができる
- お互い刺激し合いながら成長できる
など、一人っ子が伸ばしたいことを経験できるメリットがあります。
ただ今思うと、コミュニケーション能力や協調性は幼稚園や学校に通っているだけでかなり体験できていると思うんですよね。
焦って提供しなくても、ちゃんと育っていくもんなんだなと思えてきました。
6年生になってやっとそう思えるようになりました
それなら苦手を底上げするよりも、性に合っていて楽しめるし上達しそうなものを選んだ方がいいかなと思います。
『足りないところを補って欲しい』は親の気持ち多め
振り返るとわたし自身、
- カラダの使い方を覚えてほしい → カラダづくりプログラム
- かけっこはビリじゃない方がいいよね → かけっこ教室
- 泳げないのはまずいでしょ → プール
- 札幌はせっかく雪降るんだしスキーくらい滑れないと → スキー
- ちょっとは協調性を身につけないと → ラグビー
などなど、わたしの気持ち多めでやらせてきました。
これらはきっとわたしの想いでしかなくて、押しつけがましいというか、『こうあるべき』みたいなものが色濃いですね。
実際、どれも息子がやりたくて始めたものはなくて、息子からしたらやらされていたという感じです。
やってるうちに好きになるかも?と期待しましたが、どれもイマイチでした。
結局、好きなことじゃないと続かない
結局、自発的にやりたいと思うことじゃないと続かないんだと思います。
どんなに説得してもお尻を叩いても、やる気にはなってくれません。
わたしの想いとは別に、こども自身も当然やりながら感じることがあるんですよね。
息子がラグビーを辞めた時、『オレはやっぱり運動系じゃないんだわ、それだったらまだ勉強の方が向いてる』と言われました。
運動よりはというレベルですけど
ハマらなければ辞めてもいい。いろいろな経験ができる方がプラスなことも
たくさんの習い事をやってみて、ハマらなかったり合わなかったりしましたが、いろいろな経験ができたのはよかったと思います。
やってみないとわからないし、子どもの吸収力はすごいので、ちょっとだけやってみたことからも得られるものがあります。
興味・関心を見つけるためにお試し感覚で始めてみてもいいと思います。
でも頑張ることは大事。続けるか辞めるかはこどもと相談して決める
とはいえ、上手にになったからこそ楽しくなったり達成感を味わったりできることがあるので難しいですよね。
せっかく始めたんだから最後までやり遂げてほしいという気持ちもあります。
息子も、逆上がりやなわとびの二重飛びなど、何度もトライしてようやくできるようになったものがあります。
できることで達成感と自信に繋がったと思うし、それは頑張らないと手に入らないことですよね。
やっぱり、こどもができるようになりたいと思うことじゃないと頑張りきれないと思うので、
続けるか辞めるのかは、こどもの様子をみて決める必要があります。
親の気持ちはグッと抑えて、こどもに寄り添わないといけないんだと思いますが難しい!
成長とともにやりたいものが見えてくる
小学校5,6年生になると、だんだんやりたいことが見えてくるようで、それは
『お友達がやってるから』とか『面白そうだから』とか理由はさまざまですが、
それまで頑張って続けていたことがあっても別の道に進む子が増えてきます。
最終的にはこども自身が打ち込めるものを見つけられたら最高なので、それを応援していくだけになりますね。
運動に興味がないと言っていた息子も、中学に入ったら部活に入ろうか悩み出しています。どんなふうに成長するのかわからないものですね
こどもの人生が豊かになればそれでいい
『こうだったらいいな』と思う気持ちは尽きませんが、結局のところ、こどもの人生が豊かになればそれでいいんですよね。
泳げないなら浮き輪を使えばいい
スキーが滑れなければ行かなければいい
走るのが遅くても困ることは少ない
いろいろ考えてみると、できないことがあっても別にいいんですよ。
できないことに目を向けるより、性に合っていることをやらせてあげた方が伸びる気がします。
『やってみたいな』とか『頑張りたいな』と思えることが見つかったら、それってすごく幸せなことですよね。
そういうものを見つけるために、こどもの性格に合いそうなチャレンジの機会を与えてあげて見守ってあげるというのがいいんじゃないでしょうか。
こどもが楽しそうにしているのを見るのが一番の幸せです。
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